「我書アート」は自分を深く見つめ感じることにより湧き上がってくる言葉をアートにします。自らを表現した言葉の作品は、大きな癒しのエネルギーを発すると共に、コーチングであり、セラピーであり、気づきとの新鮮な出会でもあります。
我書アート
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2004年8月29日開催
東京 代々木 桜花亭
我書アートワークショップ作品と感想


今、何となくしっくりこない自分の気持ちが明確になった。分からないなりに書いている内に明確になったということでしょうか。出来上がって少し元気になる自分がいるのが大変うれしく思いました。ありがとうございます。

めんどくさい。こんなこと嫌。

今やっていることは本当にやりたいことか?やらねばならぬという気持ちになっていないか?

恐れ、孤独感が要因

いろいろあるけど今やるべきことをやるしかないじゃないか。

まず一歩 → 一歩 → 歩

(Y.F. 男性)

とても贅沢な時間を過ごしたと思います。一日かけて自分についてじっくり考えるなんて。日頃どこからともなく湧き出てくる不満、いらだちについて、ゆっくり向き合えた時間でした。向き合い考えてみると、なんだ、今私が望んでいることはこれかと見えてきました。今までぼんやりとは感じていたものの、今回ノートに書き出し、筆を動かすことでその核が明らかになったように思います。そして、少し、なんだ、これか、と安心させられたように思います。”書”にする作業も面白かったです。筆と墨で書く感触、気持ちいいです。
「分かち合い」で作品のできる過程を他の方から伺うと、あれこれ思うところがあるのは、自分だけじゃないよなと(当たり前ですが)ホッとしたり、共感したりを体験させて頂きました。夫の作品、面白かったです。ウスウス感じていましたが、やっぱり私たち、タライの船に乗ってたんだね。

自分のいらいらした所を治したいと、いつも思っていました。自分の感情を書き出す内に「静かな心」を取り戻したいと思いました。でも、静かなだけじゃなくて、自分の思い、したいことも諦めたくないという気持ちも込めて書きました。

(H.Y. 女性 大学講師)





久しぶりに自分の人生、自分の中の気持ち、葛藤について面と向かって対峙し、自分を見つめる時間を持つことができました。しかも緑に囲まれた素晴らしい環境に中で、ますはそのことだけでも自分が元気になるエネルギーを充てんすることができました。
自分の気持ち、言いたいことを核として、それを書に表現していくプロセスは「光の言葉」のおかげ、そこに向けた滝本さんの素直な自己開示によるモデリングのおかげで、とても有意義なものでして。人生について、仕事について、迷っていたことがふっ切れた思いです。これでいいやん、という楽な気持ちになれました。
始めの自分の気持ちをノートに書き出すプロセスは、自分はもっと時間が欲しかった気がします。 日常振り返りをする時間を持てていないので、もう少し余裕が欲しかったです。(その人の状況にもよると思いますけども)

これまでの自分の人生を振り返り、成し遂げられなかったこと、中途半端に終わってしまったことなどが思い起こされ、そのことを「情けない」「ダメな奴」と思う、批判する自分がいました。それが言葉を生み出していくプロセスの中で「逃げている人生と自分」→「逃げているんじゃなくて変わっているだけやんか」「いや、変化を素直に受け止めていると考えればいいんや」という具合に自分を肯定的に捉え直すことができました。その時、瞬間はずっとうれしくてエネルギーが湧いてきました。

(T.Y. 男性)

場所も最高、雨模様の天気もフィット。絵を描くのかと勘違いして参加しましたが、アートの世界ということでは共通。普段の自分の枠からはみ出した非日常的な時間、空間で、自分らしさを少し取り戻せたかと思います。大事なことは何だったか、そこから目をそらす、我慢をしている自分がいたことに思い至りました。素直に今をしっかり見ること、相手を認めること。そんなことを再発見できた一日でした。

田中さんの話にあった朝の出来事、人事じゃないな。それ自分のことだよな。でも感情出すのって苦手だしな。45分感情を出すの。今憎しみ、怒りを感じていることもないし・・・。散歩しながら都心にもこんな空間あるんだ、でもホント現実。家で、仕事で、ウソついてないよね。逃げてないよね。まっ書いてみるかー。書いていくにつれて、でも相手から言わせるとこっとにも否があるぞ。これ持ち帰って家に飾るんだ。と思った途端、パッとひらめいた言葉ー「あなたには、あなたの、私には私の〜」これでいこう。あとは白い紙に表現することに夢中。かたいよね。もっとくずせないかなぁ、ヘタだなぁ。額装してもらって、すごいなぁ、みんな。他の人のがよく見える。自分のはなんか生々しさがある。人の絵や書を買いたくなる気持ちが分かった気がする。

(T.I. 男性)







それぞれの作品に対して、いいとか、ここをこうしたらとかいう評価や判断が滝本さんの中にないこと、とっても広い心を感じました。 素敵です。つい何か言いたくなってしまう私(それもオッケーですが)、あるがままを受け入れて行きたいなと思います。ありがとうございました。

自分の中で節目の時に、この様な作品を得られたことに感謝します。大切にします。
私は愛そのもの。私は平和。私は安らか。自分が認められませんでした。やっと本質に気付いたばかりですが、これからやってくるいろんな出来事にふれ、わきおこる感情を否定せず、見つめながら、より一層輝けるよう無理しないで楽しんで行きたいです。あまり考えすぎないように。


初めての参加で芸術に縁のない私は不安がありました。前日の夜センターに到着した私は桜花亭の下見をしました。神宮の森の中にたたずむ桜花亭を見て心の安らぎをおぼえました。ワークショップは初対面の人ばかりでしたが、精神世界に興味を持つ方が多く直ぐに打ち解けることができました。ワークショップの流れは十分ととられ、自分のペースでじっくり溶け込めました。ただ最初の内観の時間はもう少し時間があればと思いました。「うず巻きの中心だ」「一日一日一分一秒自分が良くなっていく」とした参加者の話にも興味をそそられた。

「怒りの心」「冷めた心」の言葉から始まり、「絆」のことば”光”として出てきました。その後、最近想っている「友はもう一人の自分」という言葉になりました。しかし、マイナーなイメージが強かったので「人間の絆」とし、今迄の生き方として絆を大切にすることを誓いました。ワークショップの後半で体が熱くなるようなエネルギーを感じ、何年ぶりかの経験に幸せな気分となりました。

(K.M. 男性 60代)








桜花亭は、静かで品格があり、ゆったりした雰囲気でアートすることができた。私は二回目なので、ある程度要領が分かっていたためか、筆が進んで40枚程度試作した。その中にも、よいものがあったように思える。文章で説明する部分が多いよりも、文字一字とか漢字の並置きが、見る立場からは深みと広がりが感じられるような印象を持った。
今日のテーマは「今」「自分」の人が多かったが、結局このテーマに帰着するのかもしれない。
自分の中には無数の自分がいて、未統合でそれぞれが、時と場所に応じて自分を主張する。これを統合すると本当の自分になりそうだ。そのプロセスとして、毎日を生きて気付きを広げている。日に日に成長し、進化している(喜怒哀楽を味わいながら)。そんな感じを表現した。
今がいちばん→いまが最高→いまが最高のわたし→いまが最高のじぶん、と変化した。

(Y.O. 男性)

墨と筆で文字を書いたのは、小学生以来の体験でした。(30年ぶり)あらためて感じた事は、文字は自分の心のあり方、あり様を表すな、という事です。心に自信がないと自信のないような文字になるし・・・。それを含めて自分の心のありたい、あり様に気づきました。

あんまりネガティブな気持ちは出てこないで思った事をそのまま書いたら成功という言葉が何度も出来てきました。多分2004年の8月の自分の心の中は、この言葉でいっぱいなのでしょう。それはそれでOKだと思い素直に書いてみました。将来、自分の変化も楽しみに、これからもガンバッテいこうかなと思います。

(T.S. 男性)








今、自分が深く思っていることがはっきりと現れて、それを一つの作品に仕上げられたことは、大きな喜びです。自分の中にすべてあることをいろいろなプロセスを通りながら自覚していくことんは、とても重要なことの様に思われます。無限の能力を持った素晴らしい存在である自分を皆それぞれに認め合って毎瞬毎瞬喜びの渦の中にいたいものです。ありがとうございました。

(Y.F. 女性)

こんなに素晴らしい景観の中で自分に長い事向き合ったことがなかったので、とてもいい機会を作っていただき、本当にありがとうございました。額装も素晴らしく感激しています。「赤」は苦手な色なのですが、部屋の中にあの赤があるというのは目に付きやすく自分に真っ直ぐに入ってくると思いドキドキしています。私の応援、勇気の色になりました。本当にありがとうございました。

思ったほど自分に対するネガティブな言葉は出てこなかった。恐れ、できない自分、できないとだめだと思っている自分から、もう少し楽に考えよう、楽しんでみようという気持ちに変化していきました。型にはまったポジティブではなく自分なりの自分のペースで少しでも確実に前に進んで行きたいと思います。

(R.T. 女性)




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